痔だと思って放置してたら、大腸ポリープだったこと。

以前から便のあと、トイレットペーパーにほんの少しだけ血がつくことがあった。

痔だろうと思い、長い間放置していた。

血が付く以外には自覚症状はない。

前からごくたまに便が固くて肛門が切れたなと感じるときはあった。

切れ痔?そんなとこだろうと思っていた。

痛くもなく、痒くもなく、生活に支障は全くない。

病院に行くほどでもないと思っていたし、なにより、やはり肛門科にいくことには抵抗があった。

CMでよくやっている市販の痔の薬でも買ってみようと軽く考えていた。

それでも薬局に行くこともなく、なにもすることなくそのまま長期間放置。

ある朝、かなりの出血があった。

たとえこれが痔だとしても、みて見ぬふりはできないレベルの出血量。

急に危機感を覚え、意を決して肛門科へ。

診察の結果、大腸ポリープだった。しかも結構大きい。

このポリープが破れて出血していたらしい。

次の週に内視鏡検査となり、そのままポリープを摘出することになった。

ポリープが大きくなっているから悪さしている可能性もあるかもよ、と医師に言われた。

「癌」という言葉がよぎった。

長期間放置してきたことをいまさらながら後悔した。