大腸内視鏡検査 大腸ポリープが見つかったその後

1年以上前に受けた大腸内視鏡検査。

そのフォローアップ検査の手紙がだいぶ前に届いていた。

行かなきゃ行かなきゃと思っていたらこのコロナ禍。

病院はやっているものの、こんな時に受診するのはやはり不安が大きくずっと先延ばしにしていた。

しかし、前回の検査では大きなポリープがみつかり、摘出手術を受けている。

検査結果は幸い良性ポリープだったものの、癌化しやすいポリープと言われ、定期検査の必要性を伝えられていた。

摘出から1年以上も過ぎて不安もよぎり、また、このコロナの終息も見えない状況。

今のうちに行っておいた方がいいかもしれないと、重い腰を上げてようやく先日受診してきた。

大腸内視鏡検査は検査自体も苦痛だが、その前準備もなかなか面倒。

大腸を空っぽにする必要があるため「下剤」による腸内洗浄をする必要がある。

約2ℓ程ある腸管洗浄剤を時間をかけて少しずつ飲み、排便を繰り返して腸を洗浄していく。

そのためトイレには何度も何度も行く。

排便が落ち着き、色も透明になってきたらようやく病院に行き検査が受けられるのだ。

その病院にもよるが、腸内洗浄の処置を自宅で行う場合と病院で行う場合があり、私は自宅で行う方を選択している。

トイレの頻度が多いので自宅の方が断然落ち着くから。

検査もなかなかつらい。細い管といえ、腸の奥まで入れるわけだから無理もない。

人にもよるだろうが、私は2度経験し2度とも辛かった。

検査だけならまだしも、ポリープを切除した場合、その後3日間位は食事制限があり、それもまたつらい。

今回受けた検査ではまた小さいポリープがみつかった。

しかし小さいポリープのため、前回のように切除をする必要はないという。

1~2年後位に再度検診を行い、そのポリープが大きくなったら切除しましょうと言われた。

5mm以上のポリープは癌化するリスクがあり切除して検査の必要があるが、それ以下だとそのリスクが低いため経過観察し、ポリープが5mm以上になった場合に切除するとのことだ。

そんなものなのかとほっどする反面、結局はこの辛い検診を定期的にしなくてはならないことに気が滅入る。

癌であったとすれば命にかかわることなので仕方がないこととはいえ、やっぱり検査は苦痛であり憂鬱。

調べてみると鎮静剤などを使って、苦痛を感じることなく検査をすることができる病院もあるという。もちろん、その分費用はかかるうえに、検査後はすぐには帰宅できない、自転車や車を運転して帰れない、などのデメリットもある。

しかし、苦痛と引き換えになるならばそれぐらいはなんてことはないと思える。

次回の検査では検討してみようと思っている。