生理の遅れ 更年期の予感

ここ数か月生理の始まりが予定よりも遅れている。

私は昔からほぼ予定通りに28日周期で生理がやってくる。まれに遅れたり早まったりしても前後1、2日程度。

それがここ3、4か月は全く予定通りにいかず、今月もすでに予定をかなりオーバーしているが全くもって来る気配がない。

年齢的にもそろそろ閉経の時期に入ったのだろうとは思う。

覚悟はあるつもりだった。

有れば面倒くさいが無ければないでやはり何とも言えない心境。

「更年期」という言葉がずしんと重くのしかかる。

ここ数年は、イライラしたり、やる気が起きなかったり、日常の中で普通に起こりえる現象だとしても、夫はすぐに「更年期じゃない?」という。

カチンとくるが、夫の気持ちもわからなくもない。

それは、夫がまだ学生の頃、母親が更年期で相当苦しんだらしい。

夫いわく、鬱状態になり、精神が壊れかけていたそうだ。

そのころ思春期真っ只中の夫は、両親と深くかかわることを避けていたが、それでも母親の異様な雰囲気を感じ取っていたそう。

随分と年月が経ったとき、父親から、あれは更年期のせいだと教えられたそうだ。

だから夫にとって「更年期」というものに不安があるのかもしれない。

私が自分の母のようになってしまわないかと危惧しているのかもしれない。

だからこそ私をからかうように、けれど不安気に「更年期じゃない?」と問いかけるのかもしれないと勝手に思っている。