乳がん検診を受けて 茫然自失のマンモグラフィ

乳がん検診を受けてきた。

私は数年前の市の検診で要精密検査となったため、その後に乳腺外科で再検査を受けた。

その結果は異常なしではあったものの、心配な点があり、半年~1年での検診を繰り返している。今回は半年ぶりの検診。もう何度も受けているが、久しぶりのマンモグラフィはやはり衝撃だった。

角度を変え、左右合わせて4枚の撮影。

とても長い時間に感じられる。マンモグラフィが終わると、続けて触診、エコー。今回は男性の医師による触診とエコーだったが、もう恥ずかしさなんてみじんもなく、ただただ、あのマンモグラフィが終わった安堵感でいっぱい。

そして「大丈夫でしょう、次は1年後に受診してください。」

との言葉を聞いてさらにほっとする。

診察が全ておわり、着替えて会計を待っている時間はいつも茫然自失となる。

普段味わうことのない痛みとまだ残っている挟みこまれる感覚。

しばらくはただぼーっとしてしまう。

以前、生理前の少し胸が張っている時に受診した時はかなり痛かった。

その時は自分のスケジュールと乳腺外科の予約の兼ね合いで仕方なかったが、もう生理前は絶対にやめようと思った。

それからはだいぶスケジュールの余裕をもって予約電話をかけるようにしている。

痛いけど、これが安心につながるのなら。

自分のために、家族のために、また来年もがんばろう。