元々、私自身はゲームにはあまり興味がなく、長時間やることなど皆無だった。
子供がやっているのをみていると少し興味が湧き、試してみるがすぐ飽きてしまう。
それどころか、思い通りに操作できずに苛立ってしまう。
正直、目も疲れるし、何が面白いのかがまるでわからなかった。
しかし、臨時休校で時間が有り余っている子供たち。
以前なら、一日一時間とルールを決めていたが、今やほぼフリー状態。
大きなテレビに映し出されるゲームを何度となく目にする機会に触れ、そして子供にも一緒にやろうとせがまれて、教えてもらいながらゲームにトライした。
操作を覚えて、自分のキャラクターが思い通りに動くとたまらなく面白かった。
ドハマりした。
昼間はもちろん子供優先であり、かつ、仕事や家事で忙しいため、なかなかゲームに没頭できない。
子供と夫が就寝、仕事も片付いてからビールを片手にゲームを始めるようになった。
ゲームに夢中になるとビールが空くペースも早い。
気が付くと毎晩1~2時間ほどゲームにのめり込んでいる。
ゲームをすると目が冴えてしまい、眠けはまるでなくなる。
こんな状態が続くと、さすがにこの日常はマズイと思い、区切りのいいところでゲームを終了し寝床につくように心がける。
週末のある晩、気のゆるみからいつも以上にビールが進み、明け方近くまでゲームに明けくれた。
次の日。
強烈な眠気と気怠さ。そして吐き気。
完全な睡眠不足と二日酔いだった。
いい年してなにをやっているんだと猛省。
睡眠不足はしょうがないとしても、ビール数本で二日酔いだなんて、以前の私なら考えられない。
これも年を取ったということだろか。
けれど爽快感はあった。久しぶりに時間を忘れて夢中になれる。
コロナで外出自粛、子供とずっと一緒の苛立ちがスッキリした気がした。
たまにはゲームもいいものだ。
数年ぶりの二日酔いにかなりまいったけど。