この時期、どこの学校でも学年末最後の懇談会が開かれるだろう。
例にもれず、我が子の学校でも懇談会がある。
以前このブログにも記したが、年相応の気怠さに加えて、資料を読むだけの面白みのない懇談会に行く意味を見失い、ここ最近の懇談会に出席はしていない。
今回も行かなくてもいいなかと考えていた。
学年末最後の懇談会、本来なら一年間お世話になった先生にお礼の意味でも顔を出すべきなのだろうが、そんな気持ちにもならない。
決して担任の先生がダメだったいうわけではない。
可もなく不可もなく、ただ淡々と特に大きな出来事もなく過ぎた一年だったと思う。
まあよくいえば穏やかに一年間が終わったと言える。
懇談会の欠席者には子供を通して資料が配られるし、今回もさぼってしまおうかなと考えていた最中、ママ友から一緒に行かない?と連絡がきた。
どうしよう。
そのママ友とは、一時期、子供同士が仲が良く、遊ぶ機会が増えたため、今後のためにと母親同士で連絡先を交換した。
その後、子供同士は頻繁に各々の家で遊んだり、親子で一緒にイベントに出かけたこともある。もう一人のママを含めたランチ会も数回ある。
しかし、ここ最近は会ってもいないし、連絡も取り合っていなかった。
以前、ランチしたときに、今度懇談会とかに一緒に行こうよ。と言われた記憶がうっすらある。
私は学校行事や懇談会などにママ友と約束をして行ったことがない。
そう遠くもない学校に行くのにわざわざ待ち合わせしていく理由がないし、そもそも誰からも誘われもしないし、誘うこともしない。
そんなものだと思っていたが、周囲を見渡すと結構な人が約束して一緒に来ているようだ。
学校に向かう途中で、話が盛り上がる賑やかなママたちを自転車で追い抜かしたり、校門で待ち合わせしている人もみかけることもあった。
来る前にランチしてきたとかそんな話題も聞こえる。
常時ひとりの私も、学校で会えばそれなりに周囲の人と話すし、気が合うママがいれば一緒にいる。
もちろんタイミングもあり、あいさつ程度のみでほぼ誰とも話さない時もある。
幼稚園や保育園と違い、親の送り迎えがない学校は、年に数回の行事が唯一親同士が久々に顔を合わせる場。
そんな機会をみな絶好のチャンスとばかりに約束を交わすのだろう。
分かる気がするが少々面倒くさい気もする。
今回、元々行く予定がなかったが、せっかくのお誘い。
ありがたく誘い受けるのも悪くはないのかもしれない。