ママ友と会話が続かなくなったわけ

子どもの習い事で一緒のママ友。

ここ最近、子どもの迎えで待っている間、会話が続かなくなった。

以前はそんなことはなかった。むしろ話題が尽きなくて時間が過ぎるのがあっという間だったのに。

今ではその数分の待ち時間すら間がもたない。必死に話題を探す自分がいる。無言の時間が苦痛で仕方がない。

こちらから話題を振れば話してくれるし、決して冷たい態度ではないけれど、他のママがくるとほっとする。彼女の方も安堵しているように感じる。

私はなにかやらかしてしまったのだろうか。しかし全く身に覚えがない。

そもそもこのコロナ禍、会う機会が全くなかった。LINEのやりとりだって習い事に関する連絡内容ばかりでプライベート感はない。唯一の会う機会がこの習い事のお迎え時間だけだ。

原因がよくわからないが、それならそれでもういい。その状況を受け入れてやり過ごそうと思う。

彼女が私を拒否するのなら仕方がないし、どうにかして関係を取り繕ろうとも思わない。もうお互いが心地よい距離を保てばいい。

以前の私なら、原因はなんだろうと少しは気に病んだのかもしれないが今は違う。

子どもの迎えという義務を果たすべく、ただそこに向かえばいい。

彼女といる時間を作らないために、お互い不快な時間を持たないように、ギリギリに迎えに行けばいいだけの話。

ママ友関係、いろいろと面倒になっている自分がいる。煩わしいことから遠ざかりたいと思う気持ちが強い。

ひょっとしたらこういった心境の変化も老化現象のひとつなのかもしれない。