コロナの影響で学校臨時休校に付随して気になるのが学校のPTA役員。
私は以前役員経験があるので一年間の流れはだいたい把握しているが、毎年5月中にPTA総会が行われ、次年度役員への引継ぎや新議案提案、新役員の承認などが行われる。
しかし今年度はそれどころではないだろう。
現在執行役員をしている知り合いママに訊ねたところ、やはり大勢が集まる定期総会はおそらく中止、資料と手紙配布で承認を得る方向だと語っていた。
それどころか、本来4月に行われる懇談会が今後も開催できなければ、新しい役員も決められない、どうなるんだろうと困惑していた。
すでに三役は決まっているものの、三役はほぼ男性。失礼だが男性はお飾り同然で頼りにならない。
内部の仕事は三役以外の本部役員が中心に行っていくため、三役が決まっていてもどうにもならないのだという。
いつ終息するのかわからないコロナ。
おそらく今年1年間は、学校行事等はかなり自粛せざるを得ないのではないだろうか。
そうなると考えられるのは今年度PTA活動も自粛、仮に新PTA役員を決めたとしても、活動はほぼしないまま終わることが考えられる。
定例の会議やそれに伴う資料印刷、配布などはもちろんなくなるし、運動会や音楽会などの行事がなければその手伝いも当然ない。
そう考えると今年度の役員は相当楽になるのかもしれない、案外ねらい目なのかもと思った。
私自身はもうすでに役員は経験済み、子供一人につき最低1回というノルマは終わっているので自分には関係ない。
しかしながら、一応役員を経験し、その役割の必要性を感じたとともに、毎年役員決めで難航する懇談会を目にしてきたため、どうなるのかとかなり気がかり。
どういった決め方になるのかは不明だが、手紙などで立候補を募るとしたら、今年は楽かもと考えた立候補者が多いとも考えられる。
相当不謹慎な考えだが、仕事が少なくてラッキーとばかりに立候補が乱立するかもしれない。
現役員のママ友が、こういう状況だからと、現役員たちが次年度継続を頼まれるかもしれないと心配していた。
卒業した子の親もいる訳だからそれはないんじゃないかと伝えたが、誰しもが想定していなかったこの状況なだけに、それが全くないとは言い切れない。
外出自粛要請、臨時休校の余波をうけ、子供の生活や学力に加えて、色々な心配ごとが尽きない。
どうなるんだろうPTA。
どうなるんだろう、コロナ。