わが子が優秀だと気づいたのはいつなのか

先日、ママ友との間で話題に上がった話。

ひとりのママ友の長男が現在高校生。その子が今通っている高校は県内ではトップの進学校、かなり優秀。

そのママ友は、決して教育ママというわけではなく、習い事や塾も本人の希望ではじめたもの。

口うるさく勉強しろとは言ったことも無く、本人の自主性に任せていた。それでもその子は昔からいわれなくてもきちんと宿題や課題をやっていたという。

小学校の頃は気がつかなかったが、中学生になったころからうちの子は頭がいいのかもしれないと思い始めたそうだ。

そして確信的な出来事は、当時の同級生のママたちと高校選びについて話をしていたときのこと。

ほかのママたちの話題に出てくる高校のレベルを聞いて、あれ、違うと気づいたそうだ。

それまで、周囲の子と比べることがなかったため、友人たちも同等の高校に行くと思っていたが、実際、皆自分の子よりもかなりレベルが低い高校だった。

わが子は普通だと思っていたが、実はかなりできる子なんだと思ったという。

気づくの遅くない?と感じたものの、そこまでおっとりと自分の子を見守れる彼女に感心した。

おそらく、彼女自身も優秀だったのだろう。息子のテストの結果や成績表をみてもそれが自分と同じ、それが当たり前だと思っていたのではないだろうか。

彼は今でも、自ら塾と自宅学習に励む日々。テスト前などはずっと机に張り付き、土日も当然ずっとテスト勉強。母としてはとにかく体のことが心配でたまらないとのこと。

優秀な子は誰に言われなくてもしっかり勉強するんだなと悟った。

なんともうらやましい。

比べて、うちの子。とっくに優秀とは程遠いと気がついている。

いや、確信している。