忘れられた弁当

子を送り出し、掃除、洗濯を終えてから買い物に行く準備をする。

冷蔵庫の中身を確かめようと扉をあけると、弁当が入った保冷バックが置いてある。

お弁当忘れてる…

気怠い朝に必死で用意した弁当。ならば作らなければよかったとすら思ってしまう。

しかし、子が弁当を忘れることなんてめったにない。めずらしい。

一瞬、届けようかと考えたが、そこまでするのはちょっと甘すぎだろう。

学校には購買もあるしなんとかなるはず。いや、なんとかしてほしい。

ひとまずLINEで連絡すると、子はそのLINEで弁当を置いてきたことにはじめて気がついた様子。

びっくりした顔のスタンプと泣き顔のスタンプを送ってきた。

当然ながら、今日の私のお昼はその忘れた弁当を食べるはめになる。

ここ最近ずっと冷凍食品ばかりの弁当。

それでも今日は頑張って玉子焼きは作った。プチトマトも入れた。

季節柄、保冷バックに保冷剤を多目に入れて持たせる弁当は、白米も硬く、おかずもひんやりで正直美味しくなかった。

レンジでチンすると格段に食べやすくはなったが、学校ではそれはできない。

冷凍食品は以前に比べればおいしくなったとはいえ、やはり家庭の味とは違う。

こんなものばかりを毎日持たせていたのかと思うと子に申し訳なく思った。

明日からは弁当作りに力を入れよう。

まだまだ何もやる気が起きない日々だけど、食に関してはもう少し気を遣ってあげなければ。

置き忘れた弁当を食べて実感させられた。食べてみなければわからないものだ。

もしかして子はわざと弁当を忘れた?

最近、なにもかも手抜きの私への我が子からのメッセージなのかも?

そんなわけないか、と思いながらもやはり自責の念に駆られる。

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雑記
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