大田区の自宅マンションで3歳になる女の子が母親に放置され餓死してしまった事件。
今の時代に子供が餓死するというなんとも痛ましい事件だ。
毎日の食事に困るほどの貧困、ホームレスだったという苦しい家庭事情ではなく、子供を放置して男と会っていたという現実。
どうしてこういう人間が存在するのか、どうしてこういう人が母親になってしまうのか理解に苦しむ。
どうすればお腹を痛めて産んだ我が子に愛情を持てなくなってしまうのか。
この母親がどういう環境で育てられ、どういう人格形成をしてきたのかはわからない。
昨今、犯罪者の多くが、不遇な家庭環境が犯罪の一因になっているとも言われている。
この母親にそういった背景があるのか、それはわからない。
しかし、愛情をたっぷり受けて育った人がこんな非道なことができるとは思いたくない。
もし。もし不遇な環境が背景にあったとしても。
それでもなぜ。
人の命、我が子。
放置したら死んでしまうかもしれないということがなぜわからないのだろう。
本当になぜとしか思えない。
こういった子どもが犠牲になる事件、事故を聞くたびにいたたまれない気持ちになる。
そして怒りが込み上げる。
同じ子供を持つ親として本当にやりきれない。
