神戸の小学校教諭4人が後輩の教諭に長期間いじめを行っていたという問題。
本当にひどい。
大人が大人をいじめる。
しかも教師。
子どもにいじめはいけないと言うべき大人が何をやっているんだろう。
被害者の教師は前校長にも相談していたようだが取り合ってもらえなかったようだ。
事なかれ主義。
我が子が小学校に通い始めて思ったことは、教頭、校長は赴任してから短いスパンで転任してしまうということ。
もちろん、その自治体などにもよって違ってくると思うが、我が子の学校を始め、この地域の公立学校は長くても2、3年で教頭、校長が替わっている。
そんな短い期間でその学校や子供たちの何が分かるというのだろう。
移動してきた新しい教頭や校長よりも、長く在籍する年配の教師たちの方が実質、力を持っているという状況にも陥りやすいと感じる。
トップの校長が、そんな教師たちに指導できないというのも必然な気がする。
どうせ短い期間で移動ならば、いじめがあった学校のように、自分がいる期間は問題ないようにやりすごす。
何かあれば、次期校長に押し付ける。
そういった図式ができてしまうのは必然だろうと思う。
数年前、我が校にいた校長が2年という短い期間で別の学校に移動した。
その移動した学校で大きな問題が起きた。
その問題は以前から声が上がっていたものらしいが、大きな解決に至ることなく継続され、新しい校長になった年に事がおおやけになり、大問題となった。
移動のタイミングが悪かった。それでも当然その時の校長に責任がある。
運が悪かったな、と心から気の毒に思った。
この教員によるいじめも結局は前校長の対応がまず問題ではないか。
自分の時に問題を起こさないでくれという思いがあったと思う。
もちろん、いじめを行った教師たちが一番罪なのだが。
今朝の新聞で被害者教師が被害届を提出したという記事をみた。
よく行動を起こしてくれたと思う。
これは紛れもなく、いじめではなくて傷害事件だ。
厳しい処分を望む。
彼らはもう完全に教師失格だと思う。
もう二度と教壇に立ってほしくない。