家事も育児もほとんどしない「とるだけ育休」という実態があることをテレビで知った。
まあ、そうだろうなと思った。
普段家事をやらない男性が育児休暇を取得したからといって、そうそうできるはずもない。
ましてや奥さんが在宅しているのなら結局奥さんに任せきりだろう。
まれに、仕事復帰する奥さんと交代で育児休暇を取る男性もいるが、よほど普段から家事をやっている男性でないと安心して子供を任せられないのが本音であり、そんな男性は希少だろう。
いくら労働者に認められた権利だからといって、取得しなきゃ損だという考えで取得する男性もきっといるはず。
育児休暇の意味を理解し、しっかりと育児をこなしてくれるのならまだしも、家にいるのに育児はたった2時間以下だなんでやっていないのに等しい。
1日2時間程の育児なら、よほど激務でない限り育休をとらなくたって十分できるだろう。
普段家事をしない男性が家にいるということは、女性にとってはただ手のかかる大きな赤ちゃんが増えただけのこと。
普段は必要のないお昼の用意をしなくてはならないし、何もしない大きな物体がソファでスマホをいじっているだけでも腹が立つ。
周囲の声を聞いても、本当に日本の男性は家事、育児をしない。
休日は寝てるだけ、食後の食器もキッチンに運ぶことさえしない。
母自身が体調が悪い時、自分のご飯の心配だけをしていた。
など、悲痛なママの声をよく聞く。
なにもできない、なにもしないなら、育児休暇を取得しないほうがまし。
体力的にハードでも精神的にはそのほうがずっと楽だから。