先日子どもの学校に行く機会があり、そこで久々にママ友にあった。
しばらくランチ会などもなかったため会うのはひさしぶり。
にこやかに近況を話すママ友、会話の内容よりも彼女の白髪が気になった。
私と同じ40代でそう年齢は変わらないのだが、可愛らしい顔といつもオシャレな彼女は30代と言われても疑わないほど若々しい。
今まで気になったことは一度もないのだが、その日は白髪が妙に目立っていた。
最初にちらっと見ただけでそれ以上は頭部を見ないようにしていたのだが、彼女自身が気になっていたのだろう。自ら「白髪がすごいでしょう」と切り出した。
「いつも白髪なんてないからちょっと気になったよ」と私も正直に答えた。
彼女は仕事や用事が重なり、なかなか美容院に行くことができなかったらしい。ようやく予約をとって行こうと思った当日に子供が体調を崩して学校を休んだため、やむなくキャンセルしたという。
「今日学校があったからそれまでに美容院に行きたかったんだけど」と嘆いていた。
「時間があれば自宅で白髪染めだけでもしたんだけどそれもできなかった」とも語る。
私と全く同じだ。私自身、その日の学校の予定があったからこそ前もって美容院に行った。美容院の予約が予定どおりにいかなければ、自宅で白髪染めをしただろう。
どこにも出かける予定がなければあまり気にならないが、やはり多くの保護者と会う機会があるとなると、白髪混じりのボサボサ頭ではいられない。
この年になっても、少しでも若々しく小綺麗でいたいという見栄がある。
彼女をみて思ったのは白髪があるだけでだいぶ印象が違う。随分と老けてみえる。
いつもきれいにしている彼女だけにその変化が大きい。
白髪って怖ろしい。
彼女の落差を目の当たりにして、自分も白髪の手入れは怠らないようしようと肝に銘じた。