またやってきた懇談会の季節

毎年毎年訪れるこの年度はじめの懇談会。

何度行ってもやっぱり慣れないし苦手だ。

とりあえずはこの最初の懇談会だけは必ず参加するようにしている。今回は決意が揺るがぬよう親しいママ友に声をかけて一緒に行くことにした。

私にしてはめずらしい。私から声をかけるなんてめずらしい。やっぱり行くのやめたと心変わりしないように保険をかけた。

そのママ友と久しくあっていなかったこともあり、話したい気持ちもあった。そのママ友は声をかけてもらってうれしいと快諾してくれて、私もうれしかった。

やっぱり最初の懇談会だから自己紹介とかするんだろうな。嫌だな。緊張するな。

ここ最近の懇談会はコロナ禍のため、時間もきっちり決められてその中で終わらせないとならない。

そのため、先生も無駄な話はしないし、自己紹介も子供の名前と自分の名前、それに一言加える程度の簡素なもので済んでいる。

それでも、クラスの担任によっては長々と行うクラスもあるし、自己紹介に時間をかけるクラスもあったと聞いた。なんとも迷惑な話だ。

今度の担任の先生はそんな非常識な先生ではないように祈るしかない。

いっそのこと、親から発信するのではなく、生徒の出席をとるかのように先生が名前を呼び、返事をするだけの自己紹介で終わればいいのにといつも思っている。

まあ、そんな先生など今までいたこともなく。

でもこのコロナ禍なら許されると思うし、それいいね、と思ってくれる保護者の方も案外多いのではと思っている。

あーでもやっぱりイヤだな、懇談会。たかが懇談会。たかが数十分の時間なのに。

来週まで心が晴れない。終わるまでずっと気持ちが重い。