世間を賑わせている「鬼滅の刃」
我が家には夫が大人買いしてきた漫画がずらりと揃っているし、アニメも録画してある。
私はあまり興味がないので、漫画もテレビも見ていないが我が子は世間の賑わいに踊らされ興味津々。
しかし、絵が怖いという。そして「鬼」という言葉にも脅えている。
もともと大の怖がり。
お化けや幽霊のたぐいはもちろん、ドラマに出てくる手術のシーンや殺人のシーンなど、「血」がダメ。
私が病院ものや刑事もののドラマを見ているときなど、まだそのようなシーンが出ていなくとも、「テレビ消して」と叫ばれてしまう。
そのため、そういうドラマは子供がいる時は一切見られない。
それなのに「鬼滅の刃」は見たいという我が子。
学校の友達の間でもたびたび話題になるらしい。
ストーリーには魅かれるが絵が怖い、鬼が怖い、でも友達との話についていけないのは困る。
おまけに主題歌の「紅蓮華」は大好き。
意を決し、漫画を読み始めて数冊目、今まではなんとか耐えられた様だが、ついに耐え難いほど怖ろしい「鬼」に出会ってしまったようで、いきなり漫画を放り投げた。
頭を抱え、耳をふさいで怖いといい、読むことを中断した。
さらに夜寝る前に思い出してまた脅え出した。
あの鬼が夢に出てきそうだ、寝るのが怖い、一人で寝られないと訴える。
最近ようやく一人で寝ることができるようになったのにまた後戻り。
以前のように完全に寝入るまでは添い寝をする日々が始まった。
そんなに怖いのならもう見なければいいのに、その恐怖のページを飛ばしてまた読み始めている。
まだまだ漫画本はたっぷり残っている。この先こんなことを繰り返すのだろうか。
鬼が憎い。
漫画を買ってきた旦那も憎い。