ザ・ノンフィクション「なんもしない僕を貸し出します。」 ~レンタルなんもしない人~

毎週録画してみているザ・ノンフィクション。

最近話題の「レンタルなんもしない人」。今回はこの方の特集だった。

「なんもしない人」は、「レンタルさん」とも呼ばれていて青い帽子がトレードマークの男性。飲み食いと簡単な受け答え以外はなにもしないという。交通費と飲食をした場合の費用のみを請求。

はたして需要があるのかどうかと思いながら見ていたがなかなかの人気ものらしい。

掃除をする人の家にいるだけという依頼。依頼主は、誰かがいないと掃除をさぼってしまうからという女性。この依頼主の赤ちゃんがすぐそばで自分のスマホをいじるだけの「レンタルさん」をじっと見つめる姿がちょっと笑えた。

人といる時にヘラヘラしてしまうクセを直したい女性は、ヘラヘラしてしまったら、指摘してほしいという。

10年住んだ東京から大阪へ引っ越しするため、「友人の見送り」をレンタルした人。ホームから動く電車に向かって手を振るレンタルさんの姿はドラマのワンシーンのようだ。

何度もレンタルさんを利用するリピーターの女性はその日、日記を読んでほしいという。感想を聞き、さらにはベネチアンマスクをして一緒に写真を撮ってもらっていた。

など、実際は全くなにもしないわけではないらしい。

状況に応じてささいなことは受けいれてくれている印象。

気になったのは、ヘラヘラしてしまう女性も日記を読んでほしいという女性も、友達や恋人にはこんなこと頼めない、だから「なんもしない人」をレンタルしたという。

しかし、結局こうしてテレビで放映されてしまったら、その友達や恋人にはバレてしまうのに。これをみた友達や恋人はショックを受けないのかしら。

とちょっと老婆心ながら心配になってしまったが、そういうことではないのだろうか。よくわからない。

このリピーター女性はなんと自分でも同じようなことを始めていた。「レンタル話を聞く人」だそうで丸パクリと自身でも語っていた。

個人的に思うのは、この「なんもしない人」。若くて長身のイケメンボーイ。なにもしなくても側にいても嫌じゃない人。

女性からするとちょっと疑似彼氏的な思惑で頼む人もいるのではと考えてしまうのは私だけだろうか。そのうえ、費用は実費のみときたら都合いいことこの上ない。

と、ここまで書いたところで、いろいろ検索してみたら、なんと!!

この放送翌日から1万円という費用が掛かることに変更されたという。交通費+飲食代などの諸経費に加えて1万円。ツイッターにも表示されていた。

うーん。なんとも言葉がみつからない。

高額な費用がかかるようになるとはたして需要があるのだろうか。

今後のレンタルさんが気になるところ。