世界仰天ニュースの番組内でたまにやる仰天チェンジのコーナー。
肥満体型の人があることをきっかけに痩せることを決意してダイエットに励み、見事に生まれ変わる。
我が家はこの番組の仰天チェンジが大好きで家族でよく見る。
昨日放映されていたのはイケメン仰天チェンジ。女性バージョンが多い中、珍しく男性バージョンだった。
面白いのはダイエット過程というよりも破天荒な食生活。
よくもまあ、こんなにも食べられるものだと呆れるというよりは感心してしまうほど。
しかし、それは食べる量だけではなくかなり奇妙な食べ方ばかり。
今まで紹介された驚きの食べ方は、スーパーの肉売り場にサービスとして置いてある「牛脂」をそのまま食べたり、バターにかぶりついたり、練乳をチューブからそのまま吸ったり…
ほかにも大容量のアイスを一度に平らげたり、マヨネーズ、バター、はちみつまでもを大量にかけたごはんなど、尋常ではない食べ方がほかにも数知れず。
これだけハイカロリーのものを常に大量に食べていれば、肥満になるのも当然だ。
そして、太る要因で共通するのは「おじいちゃん・おばあちゃん」と「マヨネーズ」
両親が共働きでその間面倒をみている祖父母。
孫がかわいい祖父母が大量におやつを与えたり、食事も好きなものを好きなだけ食べさせる。
何にでもマヨネーズを大量にかけて食べるのもみな共通していた。
もう味覚もおかしくなっているのではないだろうか。
これを見ていると、子どもの肥満は親や祖父母などの保護者の責任だと思い知らされる。
かわいい、かわいいと何でも食べ与え、肥満生活を謳歌させておきながら成長したら、「いくらなんでも太りすぎだ」と注意する親。
自分たちの責任なのになんだか腑に落ちない。
この番組に出てきた人たちは、皆ある時、ふと自分の肥満に気づき、努力して見事にチェンジした。
けれど、自分の異常さに気付かず、あるいは気づいても諦めて肥満を継続している人も少なくないだろう。
明らかな肥満はもう病気。
肥満を面白おかしく描いている番組だが、この番組をみて、自分の異常な食生活に気づき、痩せようと思うきっかけになればいいと思う。
一つ心配なこと。
番組をみていた我が子が「おデブごはん」が食べたいと言い出した。
バターをのせたごはんが魅力的だったらしい。
昔からよくあるメニューで私もたまに食べる。
食べ過ぎるとテレビの人みたいになるからねと忠告し、今朝の朝食に出した。
美味しいとペロリと完食。
この先がちょっと不安。