ずっとほったらかしにしていた庭の草木が枯れている。
忙しさにかまけて全く手入れしてこなかったから枯れるのは当たりまえだ。
基本的にはそんなマメな手入れも必要のない丈夫な草木。ズボラな私にでも育てられきた生命力が高い草木。
そんな草木が枯れてしまうなんてよっぽどなことだ。かわいそうなことをしてしまった。
そして枯れているのは草木だけではなく、この私。草木よりも深刻なのはこの私なのだ。
枯れているなんて言葉は使いたくないけど、でも今の私にはぴったりの表現。
鏡をみるたび枯れている私にうんざりする。枯れている…とつぶやいてしまう。
庭の草木とはうらはらに、自分はちゃんと手入れしてきたのに。
高いスキンケアをふんだんに使ってがんばっているのに。
年齢には勝てないなとづくづく思う。
努力ではどうにもならないこともある。
これから枯れていくだけの人生なんてキツイ。