あっさり終わった懇談会

嫌々ながらも参加した懇談会。予想に反してあっというまに終了した。

もちろん、一番イヤな自己紹介はあったものの、一番目に挨拶した保護者がとても短い挨拶で終わったため、それに続く方々も、彼女にならってコンパクトな自己紹介となった。

そう、トップバッターの方のあいさつが後に影響する。この方が長いと後に続く方も、同じようなことを言わないとならない?と思い、長くなってしまうのだ。

右へならえの精神。日本人特有の困った風習。同じようにしておけば安心という思考がそうさせてしまうのだろうが、この時ばかりはありがたいと思う。

役員決めもありがたいことに立候補がいてすぐに決定。友人同士でやろうと決めていたらしく、仲良しのママ同士でそろって立候補してくれた。

というわけで、全てがスムーズに終わり、予定時間よりもだいぶ早めに終了。

担任の先生も、早すぎますが終わりにします、と笑いながらお開きになった。

早く終わってよかったものの、なんだか物足りない。本当に帰ってしまっていいのかしら。

複数人の保護者がそのまま教室に残り、教室内の掲示物を眺めたり、保護者同士談笑をしている。

私は知り合いの保護者と少し話していたが、その方がもう帰っていいんだよねという言葉に同調し、一緒に昇降口へ向かった。

一緒に来たママ友は、役員になってしまい居残りのため、先に帰っててとLINE。お気の毒様。

嫌々参加したものの、なんだか後ろ髪を引かれるような思いで一人で帰路についた。

これでしばらくは学校に来ることはない。

今年も担任の先生の顔は覚えないまま1年が終わりそうだ。