ずいぶんと前になるが、久しぶりに和田アキ子さんをテレビで見たときに違和感を覚えた。
まず率直に、年を取ったなと思った。
そしてなんだか目が違うと感じた。
老化もあるだろが、整形手術でもしたんだろうと思っていた。
芸能人だからそれが特別なことだとも思わないし、整形を否定する気は全くない。
だから目の整形だろうと勝手に決めつけていた。
だか、先日のネットニュースで真実を知る。
眼瞼下垂という症状だという。
眼瞼下垂とは、加齢によってまぶたの筋肉がゆるくなり、目を開けようとしてもまぶたが上がらなくなり、視界が狭くなるという。
生活に支障も出てくるだろうと想像できる。
見た目のことだけに特に芸能人にとっては重大な問題だろう。
和田さんは一度手術を受けたが、手術後の自分の目が嫌で落ち込み、そのため修正手術を受けるということだった。
そういうことだったのか。
なんだか申し訳ない気持ちになった。
私のように整形だろうと勝手に決めつけていた声も届いていただろう。
相当悩んでいたんだろうと思う。
いつも強いイメージの女性が落ち込んでいる姿を想像すると胸が傷む。
やはり女性だ。いくつになっても見た目を気にするのは当然のことだ。
少し前にも話題になったが、フリーアナウンサーの宮根誠司さんも同じ症状で手術を受けていた。
和田さんのニュースを受け、自分自身にあてはまることがあり気持ちがざわついている。
昔に比べて目が小さくなったと感じている。元々大きな目ではないが、前にも増して目が小さくなった。そのため、顔が昔と変わったと自分では思っている。
それにいつもではないが、まぶたが重く、下がっていると感じることもある。
まぶたを無理に引き上げて目を見開くことも多くなった。
もしかしてこれも眼瞼下垂なのだろうか…。
次から次へとやってくる老いの変化に心が落ち着かない。