認知症の父の見守りのため実家に帰省。
しばらく会わないうちに父はとても小さくなったように思えた。
聞けば、最近食欲がなく、デイサービスで体重を計ったら4キロも減っていたそうだ。
そのせいか体力も落ち、日課の散歩も嫌がるようになったという。
私が帰省した日はとても天気がよくて絶好の散歩日和だったため、なんとか外に連れ出した。
以前はもっとしっかりと歩いていた。杖をつきながらもしっかり歩いていた。
それなのに、今はよぼよぼとゆっくりと進む。
足が上がらない、おかしい、なんでこんな風になってしまったのだろうとつぶやきながら歩く父。
そんな父の姿を見るのがとても切なかった。
年度末、年度初めは我が子たちのことで忙しかったのは事実。
ただそれよりもパートで心身ともに疲れてしまい、帰省する気になれなかった。
デイサービスに週３日行ってるから、無理して帰ってくることないよ、という母の言葉に甘えて、しばらく帰省しなかったことを後悔した。
