在宅ワークへの理解。家にいるなら子供を見ていられるでしょ。

夫の親戚の家を訪ねた時に言われたこと。

仕事はしていないの?と問われ、ずっと在宅で仕事をしてきたことを話した。

私の気のせいかもしれないが、少しだけ馬鹿にされたような表情をされたように思えた。

もう子供も大きいのだし、外に出ればいいのに、というようなことも言われた。

在宅でもパートで働くのと同じぐらいの収入は得ていること、また家にいるメリットも伝えたがあまりピンと来ていない様子。

パソコンを使いこなせない年配の方々が在宅ワークを思い描けないのは仕方ないことだろうとは思う。

しかし、それならうちの孫を見てもらえるね、というトンチンカンな事までも言われてしまった。

その親戚は、働きに出ている娘さんの子どもの面倒をみているらしい。

そもそも、その人の家と我が家の距離を考えると物理的に到底無理な話で、あちらも本気で言ったことではない。

しかし、在宅ワークへの理解のなさに怒りとともにあきれてしまった。

在宅ワークは子供を見ながら片手間にできる仕事ではない。

自由な時間に仕事ができるメリットはあるが、実際子供が休みの時などは仕事はスムーズに進まず、早朝や深夜に作業をする。

皆がわかっていないのは、在宅ワークとは、自宅が職場であるということ。

在宅ワークを甘く見ている人たちに、あなたは職場に子供を連れて行って仕事ができますか?と問いたい。

家にいる、ということだけで外勤よりも楽に仕事していると思われるのは心外だ。

年の瀬、行きたくもない親戚の家を訪れて無駄な時間を費やした上に、心を乱されて帰宅した。

穏やかに新しい年を迎えたいのに、しばらく心が落ち着かないだろう。

なにも反論してくれなかった夫に対しても苛立ちが止まらない。