父親の老い

実家の父の体調が悪いと母から連絡があった。

具体的にどこが悪いとか、病気になったとかというわけではなく、ましてやコロナでもない。

老いて足腰が弱まり外出が減った。家にいると動かないせいか食欲がない。

徐々に元気もなくなりますます食欲もなくなる…。この悪循環が一気に体を弱らせ老いを急速させていったようだ。

そしてこの暑さも影響したようだった。

コロナ禍。行動制限がないとはいえ、県をまたいでの移動は気になるところ。

ましてや高齢者がいる自宅に行くのはいかがなものかと思ったが、そうも言っていられない。とりあえす様子を見に急遽帰省した。

実家に帰ると、意外にも玄関に出迎えてくれたのは当の父親。

しばらくぶりで私の顔を忘れていたよ、などと冗談も交えて笑顔で迎えたくれた。

なんだ元気じゃないか、とほっとした。

しかし、その足取りはとてもゆっくりで歩幅もせまく、廊下の壁を支えになんとか進んでいる。

曲がった背中、やせた体。そんな父親の老いを目の当たりにすると悲しくなった。

しばらく帰省しなかったことを申し訳なく思い、後悔した。

なぜか今まで親の老いや死は、あまり現実的に思わなかった。どこか他人事だった。自分の親はいつまでも元気なはずだと勝手に思っていた。

しかし老いは確実にやってくる。そしてその先には死もある。

あと何年、親は生きていてくれるのだろうか。あと何回会えるのだろうか。

遠方であることや子供のこと、そしてコロナを理由に帰省を後回しにしていたが、これからはもっと頻繁に実家に顔を出そうと思った。

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