その「眉毛」変だって

今年の4月から高校生になった近所の女の子。

小さい頃は我が子とよく遊んでくれたり、道で会うと手を振ってにこやかに挨拶してくれた。

今はさすがにお年頃もあってか、手を振ってくれることはないが、会えば軽く会釈をしてくれる。

最近は朝のごみ捨て時に遭遇することが多いのだが、徐々に垢抜けていく様子がみられる。

自由な高校なのだろう。制服のスカートの丈はだいぶ短くなっているし、髪の毛も茶色くなった。

そしてなによりも印象が変わったのは眉毛。

今朝みかけたときは、おもわずその眉毛に視線が行ってしまった。

あきらかに剃って描いたと思われるその眉毛は黒々と太く、そして形が変なのだ。本当に変なのだ。

まず髪の毛の色と合っていないし、眉尻が下がり気味で、いわゆる「困った顔」になってしまっていた。

私は何事もなかったように目を逸らし、行ってらっしゃいと声をかけたが、私の視線に気付いただろうか。

彼女なりに頑張って手入れしたであろう眉毛。もしかしたら「眉毛イケてるでしょ?」と勘違いさせてしまったかもしれない。

いやいや、そうじゃないよ。その眉毛変だって。絶対変だって。なにもしない自然のままがかわいいのになぁ。

彼女の母親は気がつかないのかな。気づいても言えないのかもしれない。

何を言っても聞かないお年頃。自分が絶対正義のお年頃。難しいお年頃。

それでも人の忠告を素直に聞いた方がよいときもあるんだよ。

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雑記
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