日々、ネットでパートと在宅ワークの求人を見るのが日課になっている。
いくつかの求人サイトに登録し、条件のあった募集があるとメールが届くようにしたため、毎日なにかしらの求人の知らせが届く。
パート求人は希望の条件に一致するものがなかなかないが、在宅ワークの求人は気になるものが案外多い。
しかもどれも報酬が驚くほど高くて信じ難い。
私が今やっている在宅ワークと比較するとかなりの差。
これは時代なのだろうか。
コロナ禍をきっかけに、在宅で仕事をすることが注目を浴びた。
これまでは何となく日陰の存在だった在宅ワーカーが日の目を見ることができたような気がする。
実際、私の周囲でも私の仕事を羨ましく思う人が増えたし、在宅ワークについて聞いてくるママ友もいた。
だからこそ、在宅ワークの需要が増えるとともに報酬額がアップしてきたのだろか。
私が在宅ワークを始めたころは、そもそも求人自体が少ないうえ、報酬額なんて雀の涙。
それが今では外で働くのと同等額になってきたといえる。
しかしやはり不安を覚える求人も多い。
データ入力、誰でもできる簡単作業、未経験可、などの条件でそれでもかなりいい報酬額。
長年の経験上、そんな怪しさ満載の求人に応募しようという気になるわけがない。
それでもこんな怪しい募集が誰もが知っている求人サイトで募集をするのものだろうかという疑問もわく。
試しに応募してみようか、とすら思ってしまう。だってこれが本当の求人だったらかなりおいしい仕事だ。
そんな訳ない。そんなおいしい仕事があるはずがない。
そう思う一方で、もしかしたらとの期待もあり、その求人はお気に入り登録をしたまま、削除できずにいる。