早朝の電話 送られてきたFAX

朝の8時過ぎ、自宅の固定電話が鳴った。

最近では自宅電話にかかってくるのはセールス電話ぐらいしかない。両親や友人はみんな携帯電話にかけてくる。

セールス電話は面倒なので、自宅電話は常時留守番電話にしている。

しかし早朝の8時のセールス電話は考えられない。

子供が登校したばかりで、途中でなにかあったのかもしれない、と急いで電話に出ようとした。

その途端、FAXに切り替わる。

我が家の留守番電話は、メッセージを残すか、FAXを送るようにという音声指示が出る。

メッセージが残っていたことなどほぼなく、ましてやFAXなんか来たことなどなく、今は記録用紙すらセッティングしていない。

しかしあわてて紙をセットして送られてくるFAXを待ってみた。

緊急電話であればFAXなど送るわけもなく、この時点で子どもになにかあったわけではないだろうという心配は消え去っていたが、ただ興味本位でFAXを待った。

届いたFAXは我が家宛てではなく、どこかの団体宛てのもの。FAX番号を確認してみると、我が家の電話番号とかなり近い。完全な間違いFAXだ。

どこかの店舗がその団体宛てに、なにかイベントへの参加申し込みをする内容だった。

参加申し込みの締め切り日をみるとなんと締切日当日。

一度はその間違いFAXを捨てようと思ったが、送り主のことを考えると気の毒に思えてくる。

参加申し込みをしたはずなのに、そのイベントには参加できなくなってしまうかもしれない。そう考えたら不憫に思えた。

電話して間違えていると教えてあげようか。いや、間違えた方が悪いのだし、わざわざ電話する必要もないだろう。

それでも考えたすえ、結局電話した。

電話口に出た人に事情を話したが、まったくピンと来ていない様子。

FAXに記載されていた送り主の氏名と宛先を伝えると、ようやく察したようだが、返事は「はい」「そうですか」とそっけない。

送り主の○○さんにその旨お伝えください、と電話を切った。

謝罪やお礼もなく、ドライな対応に少し嫌な気分になった。

穏やかに事実を伝えただけのだが、苦情電話だと思われたのだろうか。

私の行為は不必要なおせっかいだったのかもしれない、と電話をしたことを後悔している。

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雑記
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