年始そうそう…

肛門の傷みに悩まされている。

どうやら痔になってしまったようだ。

ズキズキと傷み座っていることがつらい。昨日まではなんともなかった。

座りっぱなしの在宅ワークのため、今までもそれとなく肛門周辺がうっ血しているような違和感を感じたことがある。

なるべく座りっぱなしにならないように、時々立ちあがって足踏みしたり、屈伸したり、ウォーキングに出かけたりして対処してきたつもりだ。

そのおかげがここまでの傷みはなかった。座るのがつらいほどの経験はなかった。

おそらく今回の原因は硬い便。便秘ではないのだがここ数日硬くて出づらかった。出血はないものの、徐々に排便時には傷みが伴うようになった。

この季節、汗もかかず喉の渇きを感じないため、水分をほぼとっていない。きっと水分不足なのだろう。

そしてこの年末年始はいつも以上にこたつで座椅子に座りテレビを見て過ごしている。

硬い便と座りっぱなしの生活。痔になってしまうのも当然なのだろう。いまさら後悔しても遅いのだが。

とにもかくにもこの傷みをどうにかしたくて、ドラックストアへ向かった。

幸い、洗剤やらシャンプーやら買わなくてはならないものがたくさんある。

それに紛れてしれっと痔の薬を買ってしまおう。なんだかんだとやっぱり痔の薬だけ買うのは恥ずかしい。

かごに入った大量の商品に紛れて恥ずかしくもなく買えると思ったのに。それなのに。

レジでは、一番上の方にあった痔の薬はなぜか一番最後に回された。

薬だけ丁寧に紙袋に梱包し、こちらのお薬の使い方などで何かお聞きになりたいことはございますか?と店員さんが聞いてくれた。

大丈夫です、と涼しい顔で答えたが恥ずかしかった。そんなのわざわざ聞かないでほしかった。

医薬品のため、一言声をかけないとならないのだろうか。

仕方がないこととはいえ、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。

40代のおばさんになってもやっぱり恥ずかしい。

いい年して恥ずかしいと思う事すらも恥ずかしい。

こんな思いまでして買ったのだからせめてこの薬の効果がありますように。