傷ついたこと

私は子どもの頃からくせ毛だ。

それほどくせは酷くはないものの、梅雨時期など気候によってはくせが強く出てしまいヘアスタイルがまとまらない。そのうえ、歳を重ねるごとに艶もなくなった。

そんなとき美容師さんから勧められたのがヘアアイロン。実際にその日はヘアアイロンを使って仕上げてくれて、その出来栄えに大満足だった。

くせ毛はもちろんのこと、寝ぐせもあっという間に直せるため、今はほぼ毎朝使っている。

先日、知人に会った時に髪が整っているけど美容院に行ったばかりなの?と尋ねられ、毎朝ヘアアイロンを使っていることを伝えた。

なんだか蔑むような表情をされ、どこに行くわけでもないのにいつもきっちり整えなくてもいいんじゃないのーと小馬鹿にしたように言われた。そして、ヘアスタイルだけきっちりしていてもね~、と追い打ち。

彼女は私が在宅ワークであること、ほぼ外出しないことを知っている。

それにしたって、この人はなんてことを言うんだろうか。

傷ついた。そしてふつふつと怒りが湧いてくる。

まあ、自己満足だからね、というだけで精一杯だった。

もっと何か言い返さないと気が済まない心境ではあったが、上手い言葉が見つからない。怒りを露わにするのもみっともない。

こんな人を相手にするのは馬鹿らしい、と平静を装って別れた。

言われた内容にも傷ついたが、いい年して相手が傷つくだろうと想像できることを平気で言ってしまうことが理解できない。

彼女はきっとストレスが溜まっているんだ。夫婦仲がよくないのかもしれない、子供が反抗期なのかもしれない、更年期の可能性もある。

私に毒を吐くことでそれが少しは発散されたのかもしれない。

可哀そうな人なんだな。そう思ってやり過ごすことにした。

でもヘアアイロンを使うたびによみがえる言葉。

私の傷ついた心はまだ癒されていない。

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雑記
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