水曜ドラマ「同期のサクラ」の主題歌を歌う森山直太朗さんがゲストだった。
スタジオで「さくら(二〇一九)」を生歌唱した。
毎回ドラマのクライマックスシーンで流れる曲。
ドラマのシーンと相まってより感情移入してしまっている。
生歌はドラマで流れるよりもそれ以上に心を打たれた。
森山直太朗さんの透明感のある歌声と圧巻の歌唱力。
そして、心に染み入る歌詞。
やっぱりいい歌は何年経っても色褪せないどころか深みを増して人々の心に刻まれる。
出演者の水卜麻美アナウンサーが思わず涙してしまうのも納得。
間近であんな歌声を聴かされたら言葉もないだろう。
心配そうに気遣いながら、さりげなくポケットからティッシュを取り出し、水卜ちゃんに差し出すハリセンボンの近藤春菜さんが微笑ましかった。
森山直太朗さんの歌声と水卜ちゃんの涙、そして春菜さんの優しさに心があたたかくなるひとときだった。
観ようと思って観たわけではなく、ただなんとなくついていた番組だったけど、味わえた幸福感に少し得した気分。