ザ・ノンフィクション 親になろうとしてごめんなさい~目黒・結愛ちゃん虐待死事件

ニュースを見た時からなんて痛ましい事件だとは思っていたがこうして番組をみるとまた怒りがよみがえる。

何の罪もない子をあんな目に合わせた両親が憎くてたまらない。

この世で一番信頼できるはずの親が、自分の味方であるはずの親があんな酷いことを。

結愛ちゃんが書いた手紙をみると涙がとまらない。かわいそうでならない。

小さい体がどんどん痩せ細っていき、遂には食事を受け付けなくなり嘔吐を繰り返すようになったという。

そんな姿になってまでも何も感じなかったのだろうか。

実の母親はどうして助けてあげられなかったのだろうか。

この母親も夫からの暴力に脅えていたというが、なぜ守ってあげられなかったの?逃げられなかったの?

行政の対応も酷い。

面会に行ったが会わせてくれなかった。

それでなぜそのままにしておくの?

会わせてくれなかった時点でもうすでに普通じゃないことは分かり切っているはずなのに。

もっと踏み込めなかったのか。

今まで何度も何度も同じことを繰り返し、どうしてまたこうも同じ過ちを繰り返すのか。

もちろん一番の罪は父親だ。

でも何もしなかった、子供を守れなかった母親も同罪だと思う。

懲役13年。

たったそれっぽっちで出てきてしまうのか。

こんな残忍な事をする人間がたった13年で社会に戻されるなんて納得できない。

人の命の重さってなんなのだろう。

結愛ちゃんのあの可愛らしい笑顔の写真をみると心が痛い。

涙が止まらない。

日本中の人がみな心を痛めているだろう。

結愛ちゃんの冥福を祈ることしかできない自分がもどかしい。