ステキだった先輩の変貌

先日、テレビ番組で学生時代の先輩が取材を受けている姿を偶然みた。

ある施設が紹介され、その名称を聞いたとき、たしか先輩がここに就職したなと思い出した。もしかしたら先輩が映るかも、なんて軽い気持ちで見ていると、まさに先輩がばっちり取材を受けていた。

その先輩は一つ年上。学校内のちょっとしたサークル活動のようなもので一緒になり、それをきっかけにそのグルーブで遊びに出かけたことが何度かある。

決してイケメンではないが、男気とユーモアにあふれたステキな先輩だった。

だからといってその先輩に対して恋心を抱いていたわけではないが、もしあちらからアプローチされていたら断る理由はなく、おそらく付き合っていただろう。そんな魅力的な先輩。

もっとも、そのころ先輩には彼女がいたし、たしか同棲もしていたはず。まあ、私なんか眼中にもなかっただろう。

そんな先輩をみたのは20年ぶり以上かもしれない。

最初は帽子をかぶっていてわからなかったが、その後に帽子をとった姿をみて愕然とした。

見事にハゲ上っていたから。

薄くなっているというレベルではなく、額から頭頂部にかけて完全に髪の毛がなかった。

「あっ」と思わず声をあげてしまうほど驚いた。あのステキだった先輩の変貌にショックを受けた。

しかし、人のことは言えない。私だってかなりの変化を遂げている。

あの頃の私は今より10キロ以上痩せていた。私史上一番細かったとき。

若さゆえ、ちょっと食事を控えれば面白いように痩せられた時代だった。初めて人から「細いよね」と言われたのもそのころ。今では絶対聞くことができない奇跡の言葉。

ほんの少し自分の容姿に自信を持てた時代。

そんな時代の私からすれば、現在の姿を先輩がみたらきっとがっかりするだろう。昔はこんなんじゃなかったはずと思うのだろう。

もちろん、体型だけではなく、年代特有の肌の衰えや白髪などを加えればかなりの変貌のはず。

もっとも私が先輩のことを覚えているからといって、先輩が地味で存在の薄かった私を覚えているとは限らない。

がっかりするとかしないとか、それ以前の問題で思い出すことも懐かしむこともない存在なのかもしれない。

どこかで会ったとしても全く気づいてもらえないような気がする。

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雑記
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