ありがた迷惑な贈り物

親戚から突然届いたものは、大量の干物のセット。

魚は好きだし、食費節約になるのでとてもありがたいのだが、突然送られてくるのは本当に困る。

昨日、食材の買い出しにいったばかりで冷蔵庫も冷凍庫もパンパンなのだ。

こんなに送られてきても入るスペースがない。

この親戚はいつもそうなのだ。

グルメで食べることが趣味。自分が食べておいしかったものを連絡なしでいきなり送り付けてくる。

サプライズで贈れば、相手はより喜ぶと思っている、独りよがりな思い込み。

実際本当においしいものばかりだし、高価なもの、なかなか手に入りにくいものなどを送ってくれるのでありがたいのだが、こちらの事情もある。

おかしや果物など、常温で日持ちするものなら構わないのだが、こうして冷凍や冷蔵の必要なものは前もって連絡がほしい。

以前、お礼の連絡をしたときに、一度やんわりと伝えたのだが、きっと忘れているのだろう。

さて、どうするか…。

今日の予定は生姜焼き。消費期限が近く割引シールが貼られていた豚肉だから、どうしても今日使ってしまいたい。

干物は手を付けずに、ご近所に配ろうか…

だがこのコロナ禍、食べ物を配るのもためらうし、そもそもおすそ分けをするような親しいご近所さんはいない。

もういっそのこと、今晩は生姜焼きに加えて、干物も全部焼いてしまって干物パーティーにでもしようか。

子供は絶対喜ばないパーティーだけど。

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雑記
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