パート先の社員さんの愛犬が病気で亡くなったそうだ。
その話を聞いて、たまらず一緒に涙してしまった。
以前実家で飼っていた犬のことを思い出した。
犬、猫、うさぎなど、多くのペットを飼った経験上、何度かそのペットの死を経験している。
その中でも大人になってから時を共に過ごした愛犬との思い出は深く、その愛犬が亡くなった悲しみはなかなか癒えることがなかった。
だからこそ、その社員さんの悲しみに共感し、自然と涙してしまったのだ。
しかし、周囲の反応は思った以上に冷たい雰囲気。
ましてや当の本人ではなく、無関係な私が涙していることになんだかしらけムード。
私がそう感じただけなのかもしれないのだが、同じくペットを飼っている人ならもう少し反応が違うだろうと思うのだ。
みんな冷たいな、この悲しみがわからないなんて…と感じたが一方で私の行動に引いてしまうのも無理はないとも思う。
職場と無関係な話に無関係の人が涙を流すなんて、ちょっと場違いだった。
時間が経過すればするほど、あの場で涙してしまったことを恥ずかしく感じる。
痛いおばちゃんだと思われただろうな。
次、パートに行くのが少々気恥ずかしい。