抱っこしてあげればいいのに

せっかくの三連休だがコロナにより旅行も帰省もしないため、せめて外食でもと思い、近くのファミレスに家族と出向いた。

混雑をさけ、ランチには少し早めの時間帯に行ったが、ファミレスは混雑し順番待ちの状態。みんな考えることは同じだ。

私たち家族の前に並んでいたのは、ベビーカーに乗せられた1~2歳位の女の子と小学校低学年位の女の子を連れた家族。

待っている間、父親も母親もそれぞれスマホに夢中。そんな中、ベビーカーに乗せられた女の子がぐずりだした。

徐々に声は大きくなり、完全に泣き始めたがそれでもなお女の子に見向きもしない両親。

不思議だった。あんなに大声で泣いているのにどうしてほったらかしにするのだろう。なぜ声をかけてあげることもしないのだろう。子どもが心配じゃないの?

女の子は泣きながら途中目をこすったり、目を閉じたり、どうやら眠くて泣いている様子。抱っこして背中をトントンしてあげればすぐにでも寝てしまいそうな雰囲気。

一応子育て経験者としてはそれぐらいは察する。たとえそうでなくてもそんなにも泣いているのなら、抱っこしてあやしたりするだろう。

ましてや家ではなく公共の場。遠くに座っている人がちらちらとこちらを見るほどに泣き声が店内に響き渡っているというのに。

一向に子供に目を向けず、泣いていることにすら少しも動じない父親と母親に呆れてしまった。

いつもこうなのだろうか。ほおっておけばそのうち寝るから、という考えなのだろうか。

なんだか子供が不憫に思えた。

私が代わりに抱っこしてあげたかった。背中をトントンとしてあげたかった。

家に帰宅してもなんだか忘れられない光景。

あの子は今夜も泣き疲れてひとりで眠りに落ちるのだろうか。

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雑記
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