家から出づらい理由

しばらく前からはじまった近隣の家の大がかりなリフォーム工事。

職人さんが乗ってくる車が我が家の外壁横に停まっている。

周辺は住宅密集地で駐車するところがないため、前もって施主さんが車を止めさせてもらえないかと菓子折りを持ってお願いにきた。

近隣の家の立地状況や各戸の自家用車の駐車場の出入り条件、玄関位置などを考えると、我が家の横が都合がいいのだろう。

道幅があり片側に駐車してあってもなんの不都合もないため、駐車は問題ないし迷惑とも思わない。それにほんの短期間のことだ。

今後我が家も外壁工事などで迷惑をかけることもあるだろうし、近隣同士お互い協力しあうのは当然だと思っているのでもちろん快諾した。

しかし、工事が始まって2週間あまり。

工事音は仕方がないとしても、想定外にストレスを感じているのはなぜか。

それは家を出づらいから。

玄関を出るとすぐ目に入る職人さんの大型バン。タイミングなのだろうが、職人さんが運転席に座って携帯をいじっていたり、昼食を食べていたりと休憩している場面に遭遇する。

できるだけ休憩時間だろうと思われる時間帯をさけて買い物にいったり庭に出たりするのだが、作業の区切りによるのか、最近は日によって休憩時間がまちまちで、私が家を出るときに彼の気配を感じることが多くなった。

工事初日にあった年配の職人さんはにこやかに「ご迷惑をおかけします」と挨拶してくれたが、工事段階が進み、現在の職人さんに代わってからは一度もそのような挨拶はない。

若くて茶髪のいまどきの若者。照れもあるのかもしれないし、最初の挨拶のタイミングを逃していまさら感もあるのかもしれない。

積極的に挨拶してほしいわけではないが、こんな近い距離にいるのになんだか気まずいのだ。

こちらから会釈ぐらいはと思っても、一向にこちらに気付かない振りをするその態度に、私も見て見ぬふりをするようにした。彼の存在を消すようにしている。

しかし、玄関開けたらすぐに感じるその存在が重く、家から出づらくなっているのである。

どうにもこうにも気になって仕方がない。

本当に早く工事が終わってほしい。この圧迫感から解放されたい。

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雑記
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