以前、誘いを断ったママ友とは別のグループのランチ会。
あちらは断ってこちらは…なんて後ろめたい気持ちも少しはあるけれど、仕方がない。
こればかりはタイミング。日時の都合と気持ちの都合がつきこちらは参加した。
各々車で現地集合。
今回のランチ場所は、一般的なファミレスだったこともあり、私は割とカジュアルな装いで出かけた。
といっても私的には普段着よりもワンランクアップしたスタイルだ。
早めに到着してしまい、お店はまだ開店前だったため、駐車場で待っているとママ友たちが続々と車で到着し始めた。
車から降りてくる彼女たちは見て、あー 失敗したと後悔。
ひさしぶりですっかり油断していたけれどこのメンバーは侮れない。
そう、みんなおしゃれママなのだ。
私にはとても着ることのできない、目立つ柄のスカートのママや、ふんわり袖のブラウスを上品に着こなすママ。
耳元にゆれる大ぶりなピアス、結婚指輪以外の個性的な指輪、胸元に光るネックレス、マスクゆえの目元を強調した濃いめのメイク…・
歩きやすく運転しやすいフラットな靴を選んだ私とは対照的に、ヒールのママもいる。
でもみんな決して若作りにはならずに自然で全く嫌味がなく素敵。さすがだわーと感心する。
たまに、なぜ私がこのメンバーにいるのだろうと思う時もある。
元来オシャレな人はいつでもオシャレだ。
ランチ会だけではなく、学校行事で見かける時もばったりスーパー会う時もやっぱり洗練されている。
会う相手が気心知れた人たちだろうと、ファミレスだろうと、車だろうと関係なく自分の好きなスタイルをまとう。
相手によって、場所によって、移動手段によって、今日はこれでいいかー、と手を抜きまくる私とは全く違う。
最近はもう何を着ても似合わないし、オシャレよりも楽な服、体型をかくす洋服ばかりを好んでいた自分。
ステキな彼女たちに触発されて、もう少しオシャレを頑張ろうかなと気持ちを奮い起こされた。
しかし、元々センスが備わっていない私にはどう頑張っていいのかがわからない。