今のパートを始めておよそ2年が過ぎた
いろんなモヤモヤを抱えながらもなんとか乗り越えた
いや、乗り越えてはいないけれど、結局、どこにいっても同じなんだと自分に言い聞かせて留まり続けた
自分の気持ちに折り合いをつけながら頑張ってきた
今の仕事が好きだから
けれど最大の理由は転職が難しい年齢だから
この職場を辞めない理由は結局これにつきるだろう
少し特殊な職種なだけに、今の職場に雇ってもらえたのは奇跡だと思っている
ここを辞めてしまったら同じ職種にはもう二度と就けないと思っている
しかし同じ職場に長くいればいるほど思うのは、慣れって怖いということ
自分がずうずうしくなり、疎まれる存在になっているということ
ついついほかのスタッフに一言モノ申したくなるし
上司に対しても意見を言いたくなってしまう
長くいるから少しぐらい意見をいってもいいだろう、その権利はあるだろうと天狗になっている
そう、「お局様」になってしまっていることに気がついた
若いスタッフに陰口をたたかれる存在になっていることに気がついた
絶対そうなりたくない存在に近づいていることに気がついた
そう気づいた夜、眠れなかった
自分の行動を振り返り、考え込み、眠れなくなってしまった
私の言動に傷つき、悩み、眠れなくなってしまう人もいるのではないかと考えた
そしたらなお、眠れなくなった
私としては良かれと思ってやったことは、ただのおせっかい、余計なお世話、厄介なババアでしかない
考えれば考えるほど自分のふるまいが恥ずかしい
明日が仕事納めだけれど、行きたくない
