最近、鏡に映る自分をみて、実母に似てきたなと感じるようになった。
子供のころから、母と私が似ているといわれたことはあまりない。自分でも母に似ていると思ったこともない。
それが自分が年齢を重ねるにつれて、母に似ていると自覚するようになった。
やっぱり親子だなといまさらながら実感する。
最近、老眼が進み、以前はスマホやパソコンを見る時だけかけていた老眼鏡だが、今はそのままずっとつけていることが多くなった。
その状態のまま、ふと鏡をみたとき、あ、母だと思う。母そっくりの私がこちらをみている。
昔は似ていなかったのに、すっかり年老いた母に似てきたことは、自分も老いたということ。
なんだか複雑な心境。
母はいつのころからか面倒だからと白髪染めをやめ、今は真っ白。どこからどうみても立派なおばあちゃんだ。
それでも年のわりには快活でシャキシャキしている方だと思う。
私もあのような元気なおばあちゃんになるのだろうか。
外見はいいから、そこはぜひ母のようになりたいと願う。
長生きするなら元気なおばあちゃんになりたい。