スーパーのレジ。客を仕切る透明のシートと店員さんのゴム手袋。そして念入りな消毒

今週行ったスーパーやドラッグストアは先週とは随分と様変わりしていた。

まずレジを待つ人たちには、間隔をあけて並ぶようにと、目印となる大きなシールが床に張られている。

そしてレジでは天井から透明のシートがぶら下がり、店員さんとの間に大きな仕切り。

レジの店員さんは皆ゴム手袋をはめての対応。

いつもは直接手渡すポイントカードは、私が持ったまま、バーコードをこちらに向けてくださいと指示された。

当然、金銭やカードはトレーでのやり取り。

おまけにレジ終了後のカウンターは、一人ずつ終わるたびに、別の店員さんがアルコールスプレーをかけて丁寧にふき取る。

出入り口付近にも店員さんが一人立ち、使い終わった買い物かごを丁寧に除菌していた。

コロナ対策をしっかりしているんだなという印象はある。

しかし、終わった後のカウンターの消毒や戻したかごもすぐさまスプレーをかけて消毒をされるのは、致し方ないとはいえ、正直、不快感もある。

まるでバイキン扱いされているようで。

皆が感染しているかもしれないという認識を持たないといけないのはわかっている。

この対応が間違っていないのもわかっている。

けれど、なんだかスッキリしないまま帰宅した。

先週はここまでの対応でははなかった。

しかし、今週はどこに行ってもこうだった。コンビニも銀行も。どこもかしこも。

もちろんコロナ蔓延を防ぐための手段とわかっているが、今まで以上に、危機がすぐそこまで近づいていると強く感じさせられた。

言いようのない不安が襲ってくる。

不安ばかりが積み重なる。

日に日に悪化し終わりが全く見えてこない状況に、今は明るい未来が想像ができない。