母親同士の温度差。やっぱり年齢差が壁になる。

久しぶりに会った近所のママが痩せていた。
ピタッとしたTシャツにスリムジーンズの装いはとっても素敵で若々しかった。
4人の子供を持つママ。4人目を妊娠した時、「痩せないまま妊娠しちゃった」と笑って言っていた。

そんなママが素敵にスリムになっていた。やせたよねーと声をかけたい。そして、どうやってやせたの?と深く問いたい。

でも聞かない。

10歳ほど年下の彼女だけど、同級生の子を持ち、子供同士は仲がよく家でも外でもよく遊ぶ。彼女とは会えば気さくに話しをするし、遠くすれ違えば手を振ってくれる。それなりに良好な関係だとは思っている。しかし、そう思っているのはこちらだけかもしれない。

年を重ねるにつれ、母親同士の関係で温度差を感じることが多くなった。こちらは親しくなったと思っていたけど、私に対する言葉遣いや気遣いなど、ほかの母親たちとの接し方とは違いを感じることが多々あった。親しいと思っていたのは自分だけだったと恥じ、さみしさを覚えた。そこには少なからず年齢差も関係していると思っている。

だから、彼女には聞くのはやめた。
親しい人ならともかく、そうでもない人に根ほり葉ほり聞かれたくないだろうから。

表面上だけでも良好な関係を保っていくためにはそれがいい。勘違いを恥じ、傷つきたくないから。