車の走行中、赤信号で止まると目の前の横断歩道をながらスマホで歩く人をよくみかける。
もう、ほとんどの人がながらスマホ。
前を全く見ずにスマホの画面だけを見ながら歩いている。
なかには青信号になっているのに気づかずにそのまま信号待ちをしている人もいたり。
うんざりしてしまう。
かっこわるいぞ。とてもかっこわるい。
そして危険。
歩く時ぐらいスマホをやめて前を向いて歩けないものなのか。
私は以前、前から歩いてくるながらスマホの子とぶつかりそうになり、寸前で声をかけたことがある。
高校生ぐらいの若い女の子。
さすがに人が近づいてきたら気づくだろうと思っていたが、全く気がつかなかった。
せまい歩道でガードレールがあり、横によけることが困難な狭い空間。
お互いが横向きになり、どちらか一方が立ち止まって譲りあわないとすれ違えないほどのスペースでスマホに夢中の子。
寸前で私は「危ないですよ」ときつめに声をかけた。
驚いた相手は、とっさに「すみません」と発したが、おそらくその時はなんのことやら状況は呑み込めなかったはず。
あとから自分の行動に気が付いて反省したのだろうか。
それとも注意した私を なんだあのおばさん と恨んだのか。おばさんが避けろよ と悪態をついていただろうか。
おそらく後者だろうと思っている。
それぐらい歩きスマホをする人は自分の行動の愚かさに気付いていない。
そんな人をみかけるたびに、転んでしまえ と願う。
転んでケガをして恥をかけと願う。
身も心も痛い思いをして、ようやく自分の愚行に気付くのだろう。