久しぶりに開催された学校の懇談会。
コロナ対策で各教室ではなく広いホールを使い、ソーシャルディスタンスを保った椅子の配置。検温や消毒など、今までとは異なった懇談会となった。
正直、行くのが億劫だったが、コロナにより親が見学することができなかった行事等のビデオ上映や写真展示などがあるということ、そして例のママ友のお誘いもあったため重い腰を上げて行って来た。
久しぶりの学校。久しぶりのママたちの顔ぶれ。
何人もの顔見知りのママたちが「久しぶり~」と私に声をかけてくれた。
そのまましばらく会話が続いて盛り上がることもしばしば。
なんだか全く想像もしていなかった楽しさ。想定外に声をかけてくれる人が多く、驚きとともにうれしかった。久々に味わう高揚感。
みんな誰かとしゃべりたいんだろうなと感じた。そして私もしゃべりたかったんだと実感した。
なんだか帰宅するのが惜しいと思ったが、子供の習い事の送迎があるため、まだ盛り上がっているママたちに「お先に」と声をかけてその場を後にした。
本編の懇談会はいつも通りのつまらなさだったが、その前後のママたちとの触れ合いは、考えもしなかった楽しいひとときだった。
コロナ禍で、今までとは違う日常を強いられてきた今だからこそ感じられた楽しさなのかもしれない。