10月に入ってもまだまだ暑い日が続き、特にその日は真夏の様な暑さだった。
ノースリーブにショートパンツ、足元はサンダルという真夏の装いでベビーカーを押す若いママを見かけた。
洋服の合間からおへそがみえていた。
妊婦さんだろう。
おなかのふくらみで洋服が上がってしまい、たまたま見えてしまっているのか、それともあえておなかを出しているのか。
おそらく後者だろう。
以前から時々みかけるこの妊婦さんのへそ出しスタイル。
海外ではよくある光景らしいが、私は疑問である。はっきりいって好きではない。
妊婦は体を冷やしたらダメというのは鉄則。
妊娠中はホルモンバランスの変化で普通以上に冷えやすくなるという。
そして冷えも大敵だが、なによりも赤ちゃんがいるおなかを守らなければならないのに。
そんな剥きだしで。
妊婦さんの常識がわからない。
暑さ対策でおなかを出している、かっこいいからこういうファッションをする、などという理由でへそ出しファッションをしているのならやはり自分さえよければいいという考えなのだろう。
全然かっこよくない。少なくとも私の周囲はみな同じ意見。
美しい海外セレブやモデルさんのへそ出しスタイル画像をみてもやはり全く良さがわからない。むしろ不快にさえ感じてしまう。
私自身、妊娠、出産を経験し、妊婦の苦労を知っている。
つわりに苦しみ、体型の変化に戸惑い、いつもの洋服がどんどん着れなくなるイラ立ち。その変化を喜びに変えてにファッションを楽しむのは大いに賛成。
昔に比べてマタニティもかなりオシャレになっていてスタイリッシュなマタニティがたくさん売られている。
でもこのへそ出しファッションは違うと感じている。
どうしておなかを出すの？
ただ心配。
産んでからならそういったファッションはいくらでも楽しめるんだから、今は生まれてくる赤ちゃんのことを第一に考えてあげてほしい。
大事に大事におなかを守って。
元気な赤ちゃんの誕生を心から願っています。
